サイドバーにある「そごうグループ国内店・海外店」のパース部分を再編集したものです。
札幌そごう SAPPORO SOGO
1973年11月2日会社設立。1978年9月1日開店。第8号店。29,728平米。1988年増床。資本金4億円。売上高325億円(1998年度)。札幌市中央区北五条西2-1。国鉄札幌駅前の再開発事業の一環として、総床面積10万平米、北日本最大級の規模を誇る、札幌ターミナルビル「エスタ」の核テナントとして出店。1階にはバスターミナルを内包し、地下鉄およびJRの札幌駅とも直結。その商圏は札幌だけにとどまらず、小樽、千歳、苫小牧などを含み、広域的な動員力を持っていた。シンボルゾーン「北海道の幻想(伊藤隆道作)」。オープン時のキャッチフレーズは「でっかい、そごう」。
※2000年12月25日閉店:現 札幌エスタ
そごう東京店/有楽町そごう YURAKUCHO SOGO
1957年5月25日開店。第3号店。15,275平米。資本金144億4千万円(本社)。売上高168億円(1998年度)。東京都千代田区有楽町1-11-1。首都圏進出の1号店として開店。アメリカ映画「ラスヴェガスで逢いましょう」からヒントを得た「有楽町で逢いましょう」のキャッチフレーズで知られ、開店日は雨の中を約30万人の客が押し寄せた。正面入口に、天井から床に向け風を送って外気を遮断する「エア・ドア」を導入したり、昇りと下りのエスカレーターをX字型に設置するなど、目新しい設備も話題となり、若者たちの待ち合わせ場所にもなった。女子店員の人気も高く「伊勢丹ボーイに、そごうガール」という言葉も生まれた。しかし、都道と市道にはさまれた狭小の三角店舗は、基本的なキャパシティに最後まで悩まされ続けた。1991年に東京都庁が新宿に移転。バブルの崩壊と長引く不況のなかで業績がさらに悪化した。1994年より業界初の日曜定休を導入し話題となった。シンボルゾーン「クリスタルシンボル柱」。
※2000年9月24日閉店:現 ビックカメラ有楽町店
錦糸町そごう KINSHICHO SOGO
1991年会社設立。1997年10月22日開店。第42号店。31,350平米。資本金1億円。売上高149億円(1998年度)。東京都墨田区錦糸2-2-1。1995年2月一時出店断念。同9月出店再開。オフィスビル、マンション、ホテル、商業棟からなる錦糸町駅北口「アルカタワーズ錦糸町」に開店。そごうグループにとって東京店以来、東京23区内2店舗目の出店となった。国内最後の出店。コア商圏は半径3kmと狭いエリアを設定していた。オープン時のキャッチフレーズは「すみだが生んだ、すみだの百貨店」。
※2000年12月25日閉店:現 アルカキット錦糸町
多摩そごう TAMA SOGO
1988年会社設立。1989年10月20日開店。第24号店。34,448平米。資本金4億円。売上高195億円(1998年度)。東京都多摩市落合1-46-1。将来人口約31万人の新都市を計画していた多摩ニュータウンの中心、多摩センター駅前に立地。八王子そごう・柚木そごう・(未開店の橋本そごう)との連携のもとで、西東京地域におけるそごうのイメージアップとエリアネット化を担っていた。宮沢りえ主演のTBSドラマ「東京エレベーターガール」のロケ地となった。シンボルゾーン「バード・サンクチュアリー」。オープン時のキャッチフレーズは「はじめまして、新・山の手社交界」。
※2000年7月12日閉店:三越多摩センター店(閉店)→ 現 ココリア多摩センター
八王子そごう HACHIOJI SOGO
1982年会社設立。1983年11月1日開店。第14号店。28,809平米。資本金1億1百万円。売上高427億円(1998年度)。東京都八王子市旭町1-1。東京店の誕生からおよそ四半世紀を経た東京で2店舗目のそごうとして、JR八王子駅北口の駅ビル、八王子ターミナルビル「NOW」の核店舗として開店。中央線沿線・三多摩地域のそごうグループ基幹店舗と位置づけられていた。
※存続:そごう八王子店(その後2012年1月31日閉店)→ 八王子ナウ → 現 セレオ八王子
柚木そごう YUGI SOGO
1990年9月28日会社設立。1992年6月7日開店。第33号店。資本金5千万円。13,150平米。東京都八王子市南大沢2-28-1。多摩ニュータウンの西部地区、京王電鉄相模原線南大沢駅前に多摩ニュータウン開発センターが建設した商業ビル「ガレリア・ユギ」の核店舗としてオープン。サマセット・モームやカーライルなど多くの文化人が育まれた丘、ロンドンのチェルシーテラスの生活マインドがストアーコンセプトだった。そごうでは珍しいブラウン系の外壁を採用。オープン時のキャッチフレーズは「上質生活ヶ丘・東京チェルシーテラス」。
※1994年10月3日閉店:現 イトーヨーカドー南大沢店
横浜そごう YOKOHAMA SOGO
1969年会社設立。1985年9月30日開店。第17号店。77,211平米。資本金4億6千万円。売上高1403億円(1998年度)。横浜市西区高島2-18-1。横浜駅東口「横浜新都市ビル」の核店舗として開店。当時としてはケタ外れの開店資金約590億円を投じた百貨店史上類をみない超弩級の巨艦百貨店。そごうグループの英知を結集したリーディングストア、フラッグシップストア(旗艦店)。「首都圏レインボー作戦」の要として、重責を与えられていた。博物館法に基づく「そごう美術館」を設置。シンボルゾーン「燦帆(時忠彦作)」。シンボルモニュメント「太陽(岡本太郎作)」。オープン時のキャッチフレーズは「横浜が生んだ、世界最大級の百貨店」。
※存続:現 そごう横浜店
川口そごう KAWAGUCHI SOGO
1983年9月6日会社設立。1984年当初開店予定。1991年10月16日開店。第30号店。45,981平米。資本金3千万円。売上高323億円(1998年度)。埼玉県川口市栄町3-5-1。JR川口駅東口市街地再開発ビルの核店舗として開店。そごうグループ埼玉県下2店舗目、首都圏10店舗目。埼玉最大規模の百貨店。川口そごうの開店により、そごうグループは国内23店舗・海外7店舗の30店舗となり、宿願の「トリプルそごう計画(そごう30店舗構想)」を達成。シンボルゾーン「輝林」。オープン時のキャッチフレーズは「世界へ。そごう新世紀、始まる」「世界の素敵が川口へー国内外そごうグループの総力を結集した」「30番目のバースデー」。
※存続:現 そごう川口店(2021年2月閉店予定)
大宮そごう OMIYA SOGO
1981年会社設立。1987年3月27日開店。第19号店。39,157平米。資本金1億1千万円。売上高484億円(1998年度)。埼玉県大宮市桜木町1-6(当時)。JR大宮駅西口「大宮スカイビル」の核店舗として、北関東最大・大宮以北では東日本地区最大の百貨店として開店。そごうグループ首都圏ネットワークの重要拠点のひとつであり、空白エリアの東北進攻への足ががりでもあった。
※存続:現 そごう大宮店
千葉そごう CHIBA SOGO
◎旧店:1966年10月28日会社設立。1967年3月21日開店。第4号店。資本金1億円。千葉県千葉市富士見町2-3-1(当時)。JR千葉駅前・塚本大千葉ビルディングに開店したそごうグループ多店舗化1号店。千葉そごうに始まる地域一番店主義、駅前巨艦店主義、独立別会社方式による地域密着型の経営はのちに「そごう方式」と言われた。法人として事実上のそごうグループの親会社でもあった。シンボルゾーン「大シャンデリア」「コダックカロラマ(カラースライド)」。オープン時のキャッチフレーズは「都心のムードでしゃれたお買い物」「千葉県でいちばん大きく、いちばん美しいデパート誕生!」。
◎新店:1992年会社設立(新千葉そごう)。1993年4月27日開店(36号店)。61,000平米。資本金1億円。売上高1,007億円(1998年度)。千葉市中央区新町100。千葉市新町地区再開発ビル「センシティ(1000CITY)」の核店舗として開店。新しい百貨店の「千葉そごう」、専門店街の「SOGOコリドーモール」(コリドーパーキングビル内)、旧店舗をリニューアルしたヤング館の「ビー・ワン」(旧 千葉そごう)、スポーツ館の「ビー・ワン スポーツ」(旧 男の新館)の4館体制。「そごうタウン」と称し、世界最大級のショッピングゾーンを形成していた。博物館法に基づく「千葉そごう美術館」を設置。シンボルゾーン「ゴールドプラザ煌源」。シンボルモニュメント「大空と子供(圓鍔勝三作)」。オープン時のキャッチフレーズは「世界最大級・新しい日本の百貨店」。
※存続:現 そごう千葉店
ビー・ワン Bee-One
(旧 千葉そごう本館)1993年4月27日開店。千葉市中央区。17,000平米。ヤング館。専門店ビル。
※閉店:現 塚本ビル
ビー・ワン スポーツ Bee-One SPORTS
(旧 男の新館)1993年4月27日開店。千葉市中央区。スポーツ館。専門店ビル。
※閉店
船橋そごう FUNABASHI SOGO
1978年会社設立。1981年4月2日開店。第11号店。32,580平米。資本金20億円。売上高270億円(1998年度)。千葉県船橋市浜町2-1-1。「船橋ヘルスセンター」跡地再開発として生まれた船橋ショッピングセンター「ららぽーと」の核店舗。ワンフロア15,000平米、4階建という従来にない広大なフロアと低層階の売場展開は、百貨店の一つのあり方を提案した。1997年9月には新業態専門フロア「ベイ・プラネット」オープン。3、4階すべてを新しい集客装置と位置づけ、フットロッカーやトイザらスなど人気ショップや話題の専門店を導入した。シンボルゾーン「大シャンデリア(伊藤隆道作)」。オープン時のキャッチフレーズは「日本最大のショッピングセンター」。
※2000年12月25日閉店:現 ららぽーとWEST
柏そごう KASHIWA SOGO
1971年6月1日会社設立。1973年10月10日開店。第6号店。35,477平米。資本金1億3千万円。売上高403億円(1998年度)。千葉県柏市柏1-1-21。柏駅前に当時、地方百貨店最大規模で開店。1969年に施行された「都市再開発法」に基づく全国で初めての駅前開発事業であった。再開発ビルはABC3館に分かれ、A館(スカイプラザ柏)柏そごうと専門店、B館柏そごう、C館(ファミリ柏)丸井と専門店が入居し、駅前大ショッピング街を形成した。商圏は常盤線、東武線を基線に、上野・春日部・下館・水戸・成田・船橋と広域が設定されていた。開店までには、そごうのイメージ作りを目的とした「そごうフード」の存在もあった。シンボルゾーン「光木の林」。オープン時のキャッチフレーズは「みどりのまちにお城のような百貨店」「未来をひらく新しい百貨店」。
※存続:そごう柏店(その後2016年9月30日閉店)
茂原そごう MOBARA SOGO
1989年会社設立。1992年3月7日開店。第31号店。15,060平米。資本金1億円。売上高63億円(1998年度)。千葉県茂原市千代田1-6。JR茂原駅南口再開発ビル「サンヴェル」の核店舗として開店。千葉県完全制覇を目標に、そごうグループ県下5店目の出店。「トリプルそごう計画(そごう30店舗構想)」達成後の第1号店として、外房を代表する都市型百貨店を目指していた。当時、茂原市人口約8万6千・商圏人口30万以下で百貨店の出店としては当初から厳しい条件であったと言われる。「そごうシネマサロン」設置店舗。1999年7月28日、翌年2月29日に閉店することを発表した。
※2000年2月29日閉店:現 南総サンヴェル
木更津そごう/サカモトそごう KISARAZU SOGO
1978年10月1日開店。第9号店。19,349平米。資本金2億5千万円。売上高107億円(1998年度)。千葉県木更津市富士見1-2-1(サカモトそごう:千葉県木更津市中央1-3-8)。1977年木更津地区唯一の名門老舗百貨店「サカモト」と提携。1978年10月1日「サカモトそごう」として木更津駅前に開店。1988年3月17日、新築移転開店時に「木更津そごう」に商号変更。オープン時のキャッチフレーズは「木更津が変わる。夢ふくらむ、大きなそごう」。
※2000年7月12日閉店:現 アクア木更津
長野そごう/丸光そごう NAGANO SOGO
1983年6月30日開店。第12号店。11,157平米。資本金8億円。売上高59億円(1998年度)。長野県長野市問御所町1206。地場老舗百貨店「丸光」と提携。1983年6月30日、「丸光そごう」として開店。1987年5月13日、大規模リニューアル時に「長野そごう」に商号変更。1989年の全館リニューアル時にはストアコンセプトを「魅惑的高級大型専門店」とし、呉服・子供服・玩具・家電・書籍部門を廃止した。
※2000年7月12日閉店(その後解体):現 TOiGO(SBC信越放送新社屋)
豊田そごう TOYOTA SOGO
1986年8月28日会社設立(トヨタ自動車7%)。当初計画1987年春開店予定。1988年10月8日開店。第21号店。40,761平米。資本金1億円。売上高227億円(1998年度)。愛知県豊田市若宮町1-57-1。名鉄豊田市駅西口に本格派都市型百貨店として開店。そごうグループにとって初の東海地区への出店となった。昭和天皇の容態悪化による国内自粛ムード最中のオープンとなり、華美なオープンセレモニーは行わず、ロゴマークも通常の赤から緑に変更された。また、広告表現も「豊田そごうオープン」を使用せず「豊田そごう営業開始」を用いた。「イッツ・ア・スモールワールド時計」も開店時には設置されなかった。オープン時のキャッチフレーズは「世界の豊田に本格派都市型百貨店」。
※2000年12月25日閉店:現 松坂屋豊田店
そごう大阪店/心斎橋そごう SHINSAIBASHI SOGO
1877年5月創業。1937年新築開店。そごう創業店。第1号店。31,768平米。資本金144億4千万円(本社)。売上高523億円(1998年度)。大阪市中央区心斎橋筋1-8-3。旧称大阪本店として、そごうの母店ではあったが、隣接する競合店「大丸心斎橋店」と差を付けられ、グループ内での位置づけは決して高くは無かった。シンボルゾーン「光の樹」。シンボルモニュメント「飛躍の像(藤川勇造作)」。エレベータ「漆螺鈿装飾扉(島野三秋作)」。モザイクタイル天井画「天空(鶴丸梅吉作)」。オープン時のキャッチフレーズは「お遊びに、お買物に」。
※2000年12月25日閉店(その後解体):そごう心斎橋本店(閉店)→ 現 大丸心斎橋店北館
奈良そごう NARA SOGO
1984年11月21日会社設立。当初計画1986年春開店予定。1989年10月2日開店。第23号店。46,201平米。資本金161億2千万円。売上高346億円(1998年度)。奈良県奈良市二条大路南1-3-1。店祖「十合伊兵衛」生誕の地に念願の出店。投資額600億円の重装備店舗。開店直後から駐車場の拡充が課題とされ、1991年頃から立体駐車場併設の別館建設計画が持ち上がった。当初計画1993年9月完成予定。約22,000平米。1993年9月増床計画凍結。完成していれば、本館と合わせ県下最大の約57,000平米の総売場面積となっていた。博物館法に基づく「奈良そごう美術館」を設置。シンボルゾーン「浮夢殿」。オープン時のキャッチフレーズは「奈良最大の都市型本格百貨店」。
※2000年12月25日閉店:イトーヨーカドー奈良店(閉店)→ 現 ミ・ナーラ
そごう神戸店/神戸三ノ宮そごう KOBE SOGO
1899年6月25日相生町に開店。1901年4月3日元町に移転。1933年10月1日三宮に新築開店。第2号店。この時「十合呉服店」表示が廃され「神戸そごう」と表わされることになった。48,962平米。資本金144億4千万円(本社)。売上高835億円(1998年度)。神戸市中央区小野柄通8-1-8。1995年1月阪神・淡路大震災により店舗倒壊全館閉店。同4月部分営業。1996年4月28日全館復興開店。西日本におけるそごうグループのフラッグシップストア(旗艦店)であった。シンボルゾーン「ふしぎな光の滝」「サンファーレ広場」。
※存続:そごう神戸店(その後エイチツーオーリテイリングに売却) → 現 神戸阪急
そごう神戸店 岡山分店 KOBE SOGO OKAYAMA BLANCH
1975年2月11日開店。892平米。岡山県岡山市駅元町1-2-310。婦人衣料雑貨を中心に展開。1978年の国鉄札幌駅前再開発に絡み「札幌そごう」を出店する際、大家である国鉄から「ニコイチ案件」として、岡山で国鉄が初めて開業するホテル(旧 岡山ターミナルホテル/岡山ターミナルビル)の1階〜3階を借りるよう条件が付いていた。
※1994年閉店:現 ホテルグランヴィア岡山
西神そごう SEISHIN SOGO
1990年会社設立。1990年10月10日開店。第28号店。17,881平米。資本金1億円。売上高198億円(1998年度)。神戸市西区糀台5-9-4。そごうグループ兵庫県下3店舗目。そごう神戸店の郊外第1号店として、神戸の新しい街「西神ニュータウン」に出店。ショッピングセンター「西神プレンティ」の核店舗。母店そごう神戸店のハイプレステージ指向に対し、ニューファミリーをメインターゲットにした地域密着型百貨店をストアコンセプトとしていた。オープン時のキャッチフレーズは「ハイ・カジュアル主義」「ふだんが上等だと365日気持ちいい」。
※存続:そごう西神店(その後2020年8月31日閉店)
加古川そごう KAKOGAWA SOGO
1988年会社設立。1989年9月15日開店。第22号店。30,854平米。資本金18億円。売上高205億円(1998年度)。兵庫県加古川市加古川町篠原町21-8。JR加古川駅前の市街地再開発ビル「カピル21」の核店舗として開店。1991年11月13日、隣接したジャスコ加古川店跡に別館開店。「ふたつでひとつ」をキャッチフレーズに同時に本館もリニューアルした。1999年1月15日、別館を全国初の百貨店型アウトレット館にリニューアル。メーカー直営ではなく、総委託方式で在庫品を販売していた。アウトレット館閉館に伴い2000年3月1日、本館をリニューアル。オープン時のキャッチフレーズは「播州一の本格派都市型百貨店」。
※2000年12月25日閉店:現 加古川ヤマトヤシキ
広島そごう HIROSHIMA SOGO
1972年会社設立。1974年10月10日開店。第7号店。34,702平米。資本金1億円。売上高924億円(1998年度)。広島市中区基町6-27。紙屋町地域再開発計画と広島バスセンター増改築計画によって新たに建設されたターミナルビル「広島センタービル」の核店舗として開店。当初、大丸も出店意欲を示していた。ターミナルビルは、総面積110,000平米で西日本最大規模を誇り、広島そごう、広島センター街(専門店150店)、広島バスセンター(3階)、駐車場が集合するユニークなショッピングゾーンとなっている。中国・四国地区における不動の地域一番店として独自の「広島そごう流通グループ」を形成、そごうグループの基幹店の一つであった。「紙屋町タウン化構想」により、複数の専門店を店外に有し、広島そごうタウン(スポーツ&ゴルフ館・キャプテンサンタクラブ・きもの館「さがの」・メガネ館・マリーベル&ビームス館・サザビー館・家具インテリア館・ハウジングセンター・パソコン館「T-ZONE」等)を展開していた。さらに広島・島根・山口3県に50店以上のサテライトショップを出店していた。シンボルゾーン「大シャンデリア」。オープン時のキャッチフレーズは「すてきな明日をひらく百貨店」。
※存続:現 そごう広島店
広島そごう新館 HIROSHIMA SOGO SHINKAN
1990年会社設立。1994年4月22日開店。第40号店。27,000平米。広島市中区基町6-78。広島そごう本館と隣接した「NTTクレド基町ビル(基町クレド)」再開発事業の商業エリアの核店舗として出店。ワンランク上の高品質でワールドワイドな品揃えを志向。ゆとりのあるアメニティスペースや、100店舗の専門店街「パセーラ」など、本館合わせ西日本最大の百貨店ゾーンが誕生した。広島そごう新館の開店により、そごうグループは40店舗となり、宿願の「そごう40店舗構想」を達成。シンボルモニュメント「大空(圓鍔勝三作)」。オープン時のキャッチフレーズは「エクセレントKAMIYACHO」。
※存続:現 そごう広島店(本館に統合)
呉そごう KURE SOGO
1987年9月26日会社設立。1990年3月18日開店。第27号店。21,365平米。資本金1億円。売上高181億円(1998年度)。広島県呉市西中央1-1-1。JR呉駅前西地区再開発ビルの核店舗として開店。高級志向のハイセンスな都市型百貨店をストアコンセプトとしていた。当時、呉駅前西地区第一種市街地再開発事業は、「酒田セントラルビル(山形県・19,000平米)」を抜き、個人施行によるものとしては最大規模を誇った(呉そごう 33,800平米)。事業主体が「そごう」個人であったため、再開発組合設立の場合よりも事業の推進がスムーズであったという。オープン時のキャッチフレーズは「呉ではじめての、都市型本格派百貨店」「ときめき都会派ステーション」「生活快適クルージング」。
※存続:そごう呉店(その後2013年1月31日閉店)
福山そごう FUKUYAMA SOGO
1988年会社設立。1992年4月29日開店。第32号店。34,300平米。資本金1億円。売上高243億円(1998年度)。広島県福山市西町1-1-1。広島県内3番目の店。中・四国最大規模、福山で初めての都市型百貨店として出店。ファッション・文化・情報の発信基地=ミュージアムとして、21世紀の複合情報拠点とした店づくりを目指していた。シンボルゾーン「光のオブジェ」「せせらぎ公園」。シンボルモニュメント「豊饒の濯(圓鍔勝三作)」「希望の奏(圓鍔勝三作)」。オープン時のキャッチフレーズは「夢発信。素敵が集うミュージアム」。
※2000年12月25日閉店:福山ロッツ(閉店) → リム・ふくやま(閉店)
コトデンそごう KOTODEN SOGO
1991年会社設立。1997年4月23日開店。第41号店。29,500平米。資本金3億円(コトデン70%・そごう30%)。売上高222億円(1998年度)。香川県高松市常磐町1-3-1。地場私鉄「琴平電気鉄道」と提携。乗降客が最も多いコトデン瓦町駅ビルに四国最大の本格派都市型百貨店として出店。香川県内2店舗目、66年ぶりの百貨店の誕生となった。この出店に際し高島屋が契約済ということでクレームがつき、二重契約問題も起こったと言う。「明るく明るく」の環境コンセプトのもと、シンボルのシースルーエスカレーターをはじめ店内は自然光で溢れていた。オープン時のキャッチフレーズは「それは、ニュースな百貨店」。
※2001年4月15日閉店:高松天満屋(閉店)→ 現 瓦町FLAG
徳島そごう TOKUSHIMA SOGO
1979年会社設立。1983年10月1日開店。第13号店。26,939平米。資本金1億円。売上高379億円(1998年度)。徳島県徳島市寺島本町西1-5。徳島駅前再開発ビル「アミコ」の核店舗として開店。四国一の百貨店規模を誇った。本格派都市型百貨店を標榜するとともに、地域密着をより一層高めたワンストップ型百貨店を指向。オープン時のキャッチフレーズは「徳島が生んだ四国一の百貨店」。
※存続:そごう徳島店(その後2020年8月31日閉店)
いよてつそごう IYOTETSU SOGO
1969年9月1日会社設立(伊予鉄百貨店)。1971年7月5日開店。第5号店。23,517平米。資本金1億円。売上高507億円(1998年度)。愛媛県松山市湊町5-1-1。古くから四国一の名門企業として知られている地場私鉄「伊予鉄道」と提携。1970年4月「いよてつそごう」に社名変更。伊予鉄「松山市駅」のターミナルデパートとして成長を続け、開店後3年で黒字転換、1976年には四国一の売上を達成した。シンボルゾーン「大シャンデリア」。オープン時のキャッチフレーズは「ガラスのお城にあふれるファッション」。
※2000年12月提携解消:いよてつ百貨店 → 現 いよてつ高島屋
小倉そごう KOKURA SOGO
1970年小倉駅前出店用地買収(約3,500平米)。1988年会社設立。1993年10月10日開店。第38号店。43,774平米。資本金1億円。売上高418億円(1998年度)。北九州市小倉北区京町3-1-1。初期投資など515億円の負債を抱え、毎月億単位の借入金返済に追われた。坪単価で平均24,000円という高額な賃料と、地権者を優遇した売場配置がネックとなった。初期計画には東映と共同で「小倉東映会館(閉鎖解体済)」の場所への出店案もあったといわれる。シンボルゾーン「アクアガーデン」。シンボルモニュメント「花のめ神(圓鍔勝三作)」。オープン時のキャッチフレーズは「咲かせたい、暮らしルネッサンス」。
※2000年12月25日閉店:小倉玉屋仮店舗(閉店)→ 小倉伊勢丹(閉店)→ コレット井筒屋(閉店)→ 現 小倉駅前アイム
黒崎そごう KUROSAKI SOGO
1977年10月21日会社設立。1979年10月6日開店。第10号店。26,332平米。資本金7億5千万円。売上高225億円(1998年度)。北九州市八幡西区黒崎1-1-1。北九州市の副都心、国鉄黒崎駅前東地区の再開発ビル「メイト黒崎」の核テナントとして開店。黒崎そごうのほか、ジャスコ黒崎店・メイト専門店街・公共施設(市立消費生活センター等)・文化教室なども配され、そごうとしては初めての入居形態だった。黒崎そごうの開店により、そごうグループは10店舗となり、宿願の「グレーターそごう計画(そごう10店舗構想)」を達成。北海道から九州まで、百貨店業界で初めて日本列島4島すべてに店を出現させることになった。鉄冷えと言われた厳しい地域経済の中で開店わずか5年で黒字化に至った。シンボルゾーン「節理の滝(伊藤隆道作)」「光の樹(伊藤隆道作)」。オープン時のキャッチフレーズは「まるで宇宙戦艦!」。
※2000年12月25日閉店:黒崎井筒屋(2020年8月17日閉店)
タイそごう/アマリンそごう(タイ) AMARIN SOGO
1984年12月1日開店。第15号店。海外1号店。12,000平米。SOGO(THAILAND)CO.,LTD.(資本金2500万バーツ:約2億5千万円/アマリンディベロップメント他地場51%・そごう49%)。500 PLOENCHIT ROAD, PATHUMWAN, BANGKOK 10330 THAILAND。首都バンコクのメインストリート、プルンチット通りとラジャダムリ通りの交差する随一の商業地にあるアマリンプラザ1階〜4階に出店。旧アマリンホテル跡地。オープン時のキャッチフレーズは「The Brighter Side of Your Life」。
※閉店:現 アマリンプラザ
エラワンそごう(タイ) ERAWAN SOGO
1990年12月4日開店。第29号店。11,201平米。ERAWAN SOGO CO.,LTD.。ラーチャダームリ通り。新エラワンホテルビルの核店舗として開店。インターナショナル、高感度商品の品揃えで都市型の高級百貨店を目指し、アマリンそごうとの差別化を指向。東隣りに位置するアマリンそごうとはブリッジでつながれ、合計約25,000平米の百貨店として一体運営されていた。
※閉店:現 エラワンバンコク
香港そごう(香港) HONG KONG SOGO
1983年会社設立。1985年5月31日開店。第16号店。海外2号店。33,000平米。SOGO HONG KONG CO.,LTD.(崇光香港百貨有限公司)。EAST POINT CENTRE, 555 HENNESSY ROAD, CAUSEWAY BAY, HONG KONG。香港島の商業の中心地、銅鑼灣(コーズウェイベイ)に最大級の日系百貨店として出店。1989年、海外では珍しい日本式のエレベーターガールを採用した。1991年12月5日、大幅な増床拡張計画を策定。既存店舗に隣接する1,532平米の土地を購入し、地下3階〜地上22階の複合ビルを建設(百貨店は地上10階まで)。1993年秋、通称「ジャンボそごう」として、売場面積2.2倍となる香港最大の百貨店が誕生した。なお、「そごう」の中国後表記「崇光(ツォンクァン)」は、香港そごう開店にあたり、日本語読みでは「スウコウ」と「そごう」に発音が近く、字の持つ意味も良いところから、水島社長が命名した。オープン時のキャッチフレーズは「New Sensation」。2001年1月現地企業「利福国際集団有限公司(ライフスタイルインターナショナル)」に売却。
※存続:現 香港そごう銅鑼灣店(崇光香港百貨)
シンガポールそごう(シンガポール) SINGAPORE SOGO
1986年10月25日開店。第18号店。海外3号店。12,500平米。DBS(シンガポール開発銀行=国営商業銀行)との合弁。SOGO DEPARTMENT STORES SINGAPORE PTE. LTD.(資本金1千万シンガポールドル:約11億円/そごう49%・DBS48%他、そごう85%・ラッフルズ社15%)。252 NORTH BRIDGE ROAD, #01-01/05 RAFFLES CITY SHOPPING CENTRE, SINGAPORE 179103。官民一体のビッグプロジェクト「ラッフルズシティ」再開発のアンカーテナントとして出店。約40億円投資。
※2000年9月閉店:現 ラッフルズシティショッピングセンター
タンピネスそごう(シンガポール) TAMPINES SOGO
1993年7月31日開店。第37号店。シンガポール2号店。SOGO DEPARTMENT STORES SINGAPORE PTE. LTD. TAMPINES STORE。12 TAMPINES CENTRAL 1, #01-02/03 DBS TAMPINES CENTRE, SINGAPORE 529537。シンガポール東北部タンピネス地区に、シンガポール発展銀行が開発する商業ビルの核店舗として入居。同国初の本格派郊外型ターミナル百貨店。
※1998年9月閉店(その後解体): 現 TAMPINES1(タンピネスワン)
太平洋そごう(台湾) PACIFIC SOGO TAIPEI
1987年11月11日開店。第20号店。海外4号店。台湾1号店。35,000平米。PACIFIC SOGO DEPARTMENT STORES CO.,LTD.(太平洋崇光百貨股分有限公司)。No.45, SEC.4, CHUNG HSIAO EAST RD., TAIPEI, TAIWAN。(資本金4億5千万ニュー台湾ドル:約20億円/そごう49%・太平洋建設51%)。台北の中心、忠孝東路に開店。太平洋そごうの開店により、そごうグループは国内16店舗・海外4店舗の20店舗となり、宿願の「ダブルそごう計画(そごう20店舗構想)」を達成。オープン時のキャッチフレーズは「New Look New Life」。
※存続:現 太平洋そごう台北忠孝館(太平洋崇光百貨)
太平洋そごう 敦化新館(台湾) PACIFIC SOGO DUN HUA
1994年9月16日開店。
※存続:現 太平洋そごう台北敦化館
太平洋そごう 中壢店(台湾) PACIFIC SOGO ZHONGLI
1998年9月25日開店。台湾4号店。太平洋そごうグループ3号店。28,400平米。地下1階〜地上11階。人口30万人、台湾北部有数の工業都市「中壢」に開店。外環道路に面した海華新都心で「新都市型百貨店」を志向。高品質な商品とサービス、文化・情報を提供していた。
※存続:現 太平洋そごう中壢元化館
太平洋そごう 高雄店(台湾) PACIFIC SOGO KAOHSIUNG
1996年9月26日開店。台湾3号店。24,000平米。台湾第2の商業都市「高雄」の中心地三多三路(サントウサンルウ)に開店。PACIFIC SOGO DEPARTMENT STORES CO.,LTD. KAOHSIUNG BRANCH(太平洋崇光百貨股分有限公司高雄分公司)。No.217, SANDUO 3RD ROAD, KAOHSIUNG, TAIWAN。ストアコンセプトは「高雄市民のオアシス」。
※存続:現 太平洋そごう高雄店
太平洋そごう 新竹店(台湾) PACIFIC SOGO HSINCHU
1999年9月25日開店。台湾5号店。15,800平米。
※存続:現 太平洋そごう新竹店
廣三そごう(台湾) KUANG SAN SOGO TAICHUNG
1995年11月11日」開店。台湾2号店。40,000平米。KUANG SAN SOGO DEPARTMENT STORES CO.,LTD.(廣三崇光百貨股分有限公司)。No.299, SEC.1, TAICHUNG KANG ROAD, TAICHUNG, TAIWAN。
※存続:現 廣三そごう(廣三崇光百貨)
廣三そごう 精誠路店(台湾) KUANG SAN SOGO JINGCHENG ROAD
1999年12月6日開店。廣三そごう2号店。22,000平米。台中市のファッショナブルストリート精誠路とメインストリート中港路に面した新しいランドマークデパート。オープン時のキャッチフレーズは「NEW SOGO STYLE」。
※閉店:後継不明
北京荘勝そごう(中国) BEIJING SOGO
1998年6月24日開店。第43号店。海外14号店。84,000平米(第1期部分)。地下1階〜地上6階。北京市宣武区宣武門外大街8号。中国・北京の交通の要衝として発展が続く宣武区。その中心部、宣武門外大街の都心型複合施設「北京荘勝プラザ」の核店舗として開店。北京最大級の本格派フルライン百貨店として誕生した。そごうグループが「北京荘勝崇光百貨商場」に商標を貸与し、百貨店営業のコンサルティングサービスを提供するという形で運営されていた。
※存続:現 北京荘勝そごう(北京荘勝崇光百貨商場)
武漢そごう(中国) WUHAN SOGO
2000年12月24日開店。北京荘勝グループによる中国2号店。
※存続:現 武漢そごう
ペナンそごう/ペナンガマ(マレーシア) PENANG SOGO
1989年9月開店。第25号店。1989年12月マレーシアのペナン島にある百貨店・スーパーの持ち株会社「ガマ・ホールディングズ」を約3940万マレーシアドル(約22億円)で買収。中心部ジョージタウンにあった百貨店を「そごう」として運営。11,077平米。GAMA SUPER MARKET & DEPARTMENTAL STORE SDN. BHD.。WISMA GAMA, No.1 JALAN DATO KRAMAT ROAD 10150 PENANG, W. MALAYSIA。
※閉店(提携解消):現 GAMAデパート
クアラルンプールそごう(マレーシア) KUALA LUMPUR SOGO
1994年1月18日開店。第39号店。海外11号店。57,900平米。マレーシア国営コングロマリット、パルナスとの合弁で誕生した東南アジア最大の百貨店。娯楽施設や多目的ホールも備えた都市型複合コンプレックス。投資額26億円。SOGO PERNAS DEPARTMENT STORE SDN. BHD.(KOMPLEKS PERNAS SOGO)(そごう70%・パルナス30%)。190, JALAN TUANKU ABDUL RAHMAN, 50100 KUALA LUMPUR, MALAYSIA。シンボルゾーン「WATER FALL」。
※存続:現 クアラルンプールそごう(パルナスそごうコンプレックス)
インドネシアそごう/ジャカルタそごう(インドネシア) INDONESIA SOGO
1990年3月1日開店。第26号店。海外6号店。16,000平米。P.T.PANEN LESTARI INTERNUSA(P.T.パネン・レスタリ・インテルヌサ)。PLAZA INDONESIA, JALAN M.H.THAMRIN KAV. 28-30, JAKARTA-PUSAT 10350 INDONESIA。ジャカルタの中心、タムリン通りに面した同国最大級の複合ビル「プラザ・インドネシア」の核店舗として開店。地元の大手資本「カジャ・ツンガルグループ」と提携し、技術を援助。
※閉店:現 プラザ・インドネシア
インドネシアそごう プラザスナヤン店(インドネシア) INDONESIA SOGO PLAZA SENAYAN
1999年10月29日開店。インドネシア2号店。22,000平米。
※存続:現 インドネシアそごうプラザスナヤン店(プラザスナヤン)
クラパガディンそごう(インドネシア) KELAPA GADING SOGO
1995年1月開店。地場財閥ガジャ・トゥンガルグループ。ジャカルタ北部クラパガディン地区のショッピングモールの核テナントとしてオープン。約11,000平米。
※存続:現 インドネシアそごうクラパガディンモール店(クラパガディンモール)
ロンドンそごう(イギリス) LONDON SOGO
1991年会社設立。1992年6月提携先の英国不動産開発業者マウントリー社倒産。1992年7月7日開店。第34号店。2,300平米。SOGO(LONDON)LTD. 。THE CRITERION BUILDING, PICCADILLY CIRCUS, LONDON WI, U.K.。クライテリオン再開発事業。ロンドンの超一等地ピカデリー・サーカスに出店。リージェント通り・ピカデリー通りなどの高級ショップ街に隣接。シンボルモニュメント「Horse Statue」。オープン時のキャッチフレーズは「新しい伝統の前奏曲(プレリュード)」。
※1999年4月閉店:現 ヴァージンメガストア
バルセロナそごう(スペイン) BARCELONA SOGO
1992年パーシャルオープン。1993年9月25日グランドオープン。第35号店。7,400平米。SOGO ESPANA S.A.。米デベロッパーのトラベルステッドグループ(NY)と共同で再開発したパルク・デ・マール地区の商業棟に核店舗として入居。ホテルやオフィス、SCなどで構成される巨大複合施設マリーナ・ヴィレッジ・プロジェクトの中核で、欧州最大の日系百貨店として誕生。当初70億円の投資予定が最終的には1,000億円を使った。巨大シンボルオブジェ「Flying Fish(フランク・O・ゲーリー作)」。
※1996年閉店
※オープン当時の店名・住所(政令指定都市は市名より)表記
№ |
店名 |
開店日 |
住所 |
1 |
そごう大阪店 |
1877年/新店1935年10月1日 |
大阪市中央区 |
2 |
そごう神戸店 |
1899年/新店1933年10月1日 |
神戸市中央区 |
3 |
そごう東京店 |
1957年5月25日 |
東京都千代田区 |
4 |
千葉そごう |
1967年3月21日 |
千葉市中央区 |
5 |
いよてつそごう(松山) |
1971年7月5日 |
愛媛県松山市 |
6 |
柏そごう |
1973年10月10日 |
千葉県柏市 |
7 |
広島そごう |
1974年10月10日 |
広島市中区 |
8 |
札幌そごう |
1978年9月1日 |
札幌市北区 |
9 |
サカモトそごう(木更津そごう) |
1978年10月1日/新店1988年3月17日 |
千葉県木更津市 |
10 |
黒崎そごう |
1979年10月6日 |
北九州市八幡西区 |
グレーターそごう計画達成(そごう10店舗構想)※1
11 |
船橋そごう |
1981年4月2日 |
千葉県船橋市 |
12 |
丸光そごう(長野そごう) |
1983年6月30日 |
長野県長野市 |
13 |
徳島そごう |
1983年10月1日 |
徳島県徳島市 |
14 |
八王子そごう |
1983年11月1日 |
東京都八王子市 |
15 |
タイそごう |
1984年12月1日 |
バンコク(タイ) |
16 |
香港そごう |
1985年5月31日 |
香港 |
17 |
横浜そごう |
1985年9月30日 |
横浜市西区 |
18 |
シンガポールそごう |
1986年10月25日 |
シンガポール |
19 |
大宮そごう |
1987年3月27日 |
さいたま市大宮区 |
20 |
太平洋そごう |
1987年11月11日 |
台北(台湾) |
ダブルそごう計画達成(そごう20店舗構想)
21 |
豊田そごう |
1988年10月8日 |
愛知県豊田市 |
22 |
加古川そごう |
1989年9月15日 |
兵庫県加古川市 |
23 |
奈良そごう |
1989年10月2日 |
奈良県奈良市 |
24 |
多摩そごう |
1989年10月20日 |
東京都多摩市 |
25 |
ペナンそごう※2 |
1989年9月22日 |
ペナン(マレーシア) |
26 |
インドネシアそごう |
1990年3月1日 |
ジャカルタ(インドネシア) |
27 |
呉そごう |
1990年3月18日 |
兵庫県呉市 |
28 |
西神そごう |
1990年10月10日 |
神戸市西区 |
29 |
エラワンそごう |
1990年12月4日 |
バンコク(タイ) |
30 |
川口そごう |
1991年10月16日 |
埼玉県川口市 |
トリプルそごう計画達成(そごう30店舗構想)
31 |
茂原そごう |
1992年3月7日 |
千葉県茂原市 |
32 |
福山そごう |
1992年4月29日 |
広島県福山市 |
33 |
柚木そごう |
1992年6月7日 |
東京都八王子市 |
34 |
ロンドンそごう |
1992年7月7日 |
ロンドン(イギリス) |
35 |
バルセロナそごう |
1992年7月/全面1993年 |
バルセロナ(スペイン) |
36 |
新千葉そごう |
1993年4月27日 |
千葉市中央区 |
37 |
タンピネスそごう |
1993年7月31日 |
シンガポール |
38 |
小倉そごう |
1993年10月10日 |
北九州市小倉北区 |
39 |
クアラルンプールそごう |
1994年1月18日 |
クアラルンプール(マレーシア) |
40 |
広島そごう新館 |
1994年4月22日 |
広島市中区 |
クアトロそごう計画達成(そごう40店舗構想)※3
41 |
コトデンそごう(高松) |
1997年4月23日 |
香川県高松市 |
42 |
錦糸町そごう |
1997年10月22日 |
東京都墨田区 |
43 |
北京荘勝そごう |
1998年6月24日 |
北京(中国) |
ノーカウント店舗 ※4
== |
太平洋そごう 敦化新館 |
1994年9月16日 |
台北(台湾) |
== |
クラパガディンそごう |
1995年1月 |
ジャカルタ(インドネシア) |
== |
廣三そごう |
1995年11月11日 |
台中(台湾) |
== |
太平洋そごう 高雄店 |
1996年9月26日 |
高雄(台湾) |
== |
太平洋そごう 中壢店 |
1998年9月25日 |
中壢(台湾) |
== |
インドネシアそごう プラザスナヤン店 |
1999年10月29日 |
ジャカルタ(インドネシア) |
== |
太平洋そごう 新竹店 |
1999年9月25日 |
新竹(台湾) |
== |
廣三そごう 精誠路店 |
1999年12月6日 |
台中(台湾) |
== |
武漢そごう |
2000年12月24日 |
武漢(中国) |
法人登記済 未開店店舗
== |
阿倍野そごう |
(法人登記)1972年 |
大阪市阿倍野区 |
== |
郡山そごう |
(法人登記)1983年 |
福島県郡山市 |
== |
茨木そごう |
(法人登記) |
大阪府茨木市 |
== |
中百舌鳥そごう |
(法人登記) |
堺市北区 |
※1 「大そごう計画(大そごう建設長期計画)」ともいう。
※2 実際は23号店のはずなのだが、買収店舗のため、国内3店(加古川・奈良・多摩)の同時期オープンのカウントが優先されたと見られる。
※3 クアトロはスペイン後で「4」。会社発表の正式な計画名ではない。水島氏が新聞取材時に命名した。
※4 トリプルそごう達成以降、柚木そごう閉鎖や、中百舌鳥・阿倍野そごう等の新規出店凍結、海外店乱立など、店舗のカウントにこだわらなくなって行った。
業界初40店舗達成その歩み 社報そごうNo.217(1994年5月号)
掲載訂正:川の流れる名店食堂街の第1号は「船橋そごう」ではなく「黒崎そごう」
1995年当時のそごうグループパース使用マニュアル(そごう営業本部 販売推進統括室 発行)
最後のそごうグループネットワーク掲出(2000年お中元カタログ)