一宮神社 神籬・磐境
八幡西区山寺町にある『一宮(いちのみや)神社』…
黒崎地区の夏祭り「黒崎祇園山笠」の氏子三社の一つです…
(一宮神社・岡田宮・春日神社)
一宮神社は「王子神社」「大歳神社」「諏訪神社」が合祀された
もので昭和25年に現在の名前になりました…
正面参道から2番目の鳥居の神額は「王子宮」天保15年(1844年)
その奥、3番目の鳥居の神額は「王子神社」明治33年(1900年)
ちなみに写っていませんが、1番目の鳥居の神額は「一宮神社」です…
古さから、元々は「王子宮(おうじぐう)」と呼ばれていたようです…
拝殿「一宮神社」
御祭神:神倭伊波禮毘古命
建御名方命
大歳神
配 祀:天忍穗耳命
仲哀天皇
神功皇后
應神天皇
都会にありながら、時間が止まったような錯覚に落ち入ります…
まさに鎮守の森と言った感じです…
拝殿の後背部は神功皇后に由来する「皇后崎(こうがさき)公園」です…
古代祭場跡「神蹟山 王子本宮」…
参道入口からすぐ左手にあります… ここがメインの場所
◆神籬(ひもろぎ)
神代時代、神霊の憑依する所として、清浄な土地を選び
周囲に常盤木を樹て、神座となしたもの…
◆磐境(いわさか)
神を祀るため、磐石をもって築きめぐらした場所…
この一宮神社の「磐境」は、古事記によれば、神武天皇が
御東遷のおり、豊前の国宇佐より、この地に御滞在された
旧蹟と云われています…
この小さな御社(おやしろ)の「一宮神社」ですが
神武天皇、神功皇后ゆかりの神社と言えます…
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