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「この天の虹」に出てくる昔の北九州

Konotennoniji01_2
(C)1958 松竹株式会社
1958年に公開された松竹映画
木下惠介脚本・監督作品『この天の虹』…
そのほとんどが『八幡製鐵所』関連施設でのロケーションです…
内容に関して賛否ありますが
当時の『八幡製鐵所』の偉容・超マンモス企業ぶりが伺えます…

00
東洋最大の製鉄工場『八幡製鐵所』(創業明治34年)…
資本金230億円・工場総面積1,726,000坪・従業員37,500…
※掲載の数値は映画のナレーションより引用

01
(C)1958 松竹株式会社
1958年(昭和33年)芸術祭参加作品…

02
熔鉱炉…

03
機関車数136・貨車3,884輌・線路の延長390キロ…

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平炉工場…

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転炉工場…

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分塊工場…

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厚板工場…

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軌条工場…

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線材工場…

10
ストリップ工場(熱延)…

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ストリップ工場(冷延)…

12
メッキブリキ工場…

13
コークス炉…

14
本事務所(今は無き二代目本事務所の姿)…

15
社長 小島 新一… え!? しかも額だし…

16
副社長所長 角野 尚徳… なんだ!? いるのか、この2カット???
ドキュメンタリーなの???

17
桃園アパート(社宅)…

18
国鉄八幡駅…

19
従業員クラブ(門田会館)…

20
穴生アパート(社宅)…

40
工場の仕事は三交代制…
◎甲番/午前6時〜
◎乙番/午後2時〜
◎丙番/午後10時〜午前6時
※遅刻/3回で1日の欠勤

21
男子独身寮(門田寮)… 当時11箇所・約700人収容…

22
大谷体育館… 収容人員約5,000…

23
大谷体育館での「八幡製鐵所 芸能祭」…

24
「八幡製鐵 管弦樂団」の演奏…

25
高炉台公園での2人…
川津祐介(右)デビュー作(影の主役かも)…
高橋貞二(左)は、この映画の公開翌年(1959年)に自動車事故死…T T

Otanipool_2
大谷プール…

27_2
高炉台公園の「鉄都誕生記念碑」に火が灯る…

28
力強い『八幡製鐵所』煙突群(中央汽鑵)…
七色の煙は公害の元凶なんだけど、なんかきれい…

29
購買部(購買会)… 当時八幡・小倉・戸畑に13箇所…
※現在の『スピナ(西鉄グループに売却後「西鉄ストア」に吸収)』の前身…

30
本病院こと『八幡製鐵所病院』…
現在の『製鉄記念八幡病院(旧新日鐵八幡記念病院)』です…
名称がコロコロ変わりますが、地元の呼称はいつでも“製鉄病院”です

31
皿倉山の帆柱ケーブル… 1号車「あおぞら」号

32
八幡駅ホームの「八幡ロータリークラブ」のベンチ…
田中絹代の演技が素晴らしい…

33
会社貯水池(たぶん河内貯水池)…

Kenkoclub
健康保険クラブ… どこだろ???
ご協力により「八幡製鐵 河内寮」と判明しました…
※現「西南女学院 河内研修所(閉鎖中)」です…

35
何度も出てくるロケーションの中心的存在… 高炉台公園…

〈参 考〉

Korodai
(C)毎日グラフ
映画の主な舞台、八幡市の高炉台公園にあった
今は無き『鉄都誕生記念碑』(1962年頃)…
彫刻家 樽谷清太郎作の4体のブロンズ像が配置されていました…

Kigyosai
(C)北九州の近代化遺産
“起業祭”で賑わう八幡製鐵所「大谷グラウンド」…
遠くの丘に、映画に出てくる「大谷体育館(初代)」が見えます…
※余談ですが体育館解体後の床材は
 現在の「製鉄記念八幡病院(製鉄病院)」のリハビリテーション室の床に再利用されています…

Yahataseitetsu1914_2
(C)西日本新聞社(一部レタッチ済)
皿倉山から見た『官営八幡製鐵所』全景(1914年)…

Yahata_seitetsu1922
(C)西日本新聞社(一部レタッチ済)
同じく映画に出てくるルネサンス様式の『官営八幡製鐵所 本事務所(二代目)』…
(完工したばかりの1922年頃の写真)

〈追 記〉

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Matsunagabunko01
旧大連航路上屋 1階「松永文庫」の資料…

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コメント

Burichan 様

私は二代目本事務所は外観だけしか知らず
内部に入ったことがありません。
Burichan 様が羨ましい限りです。
建物は現存しておりませんので
ご苦労があったとはいえ
貴重なご経験をされたのでは
ないかと思います。

1971年に最新鋭の通信設備の設営で、二代目本事務所に1ヶ月間通いました。苦難の物件で、1日4時間程の睡眠しか取れず苦しかった事を思い出します。唯一の楽しみは本事務所の食堂での昼食と夕食でした。本当に美味しかったです。

信さんの駅員 様

実際に炎をご覧になられたのですね。
映画用にではなく、炎は日常だったのかも…。
幼少の頃の長期ご入院は大変だったでしょう。
お元気になられて何よりですv

4歳のころの昭和36年、製鐵病院に長く入院しておりました。
排滓レンガ二階建ての、東病棟の外階段踊り場から、高炉台公園の高炉モニュメントの頂点に炎が灯されたのを見た記憶があります。

管理人様、初めまして。
八幡東区の…某ホテルにて勤務している者です。

このたび八幡東区(中央町商店街一帯)のにぎわいづくり&活性化のためのイベントとして、「この天の虹」の無料上映会を企画いたしました。
来たる9月24日(土)、中央町商店街アーケード広場にて開催いたします。

私自身も生まれる前、まったく知らない時代の「やはた」の風景。
できれば、こちらのサイトの情報ふくめ、写真等を用いてスライドショーにてご紹介させて頂きたいのですが…
当日は元製鉄マンの方もお招きして、映画に登場する構内のことなども少し解説頂き、それから上映スタートする予定としております。
(詳細はお手数ですがメール頂戴出来ますでしょうか?)

ぜひ、よろしくお願いします!!

松桐〜様
二代目 本事務所も現存していれば
初代と合わせた観光名所になってたかも知れませんね・・・
まるで国会議事堂のような
威風堂々とした迫力がありました・・・
これぞ製鐵所って感じでした・・・残念

懐かしいです。
昭和57年に入社して、八幡で研修を受けていました。
その後、昭和62年に、大分から八幡に派遣され、8ヶ月ほど門田寮で暮らしていました。
二代目本事務所にも、昭和60年頃、設計打合せで毎週のように通っていました。

管理人様、caramelpapa様
どうもありがとうございました。

> 大谷体育館は都市高速5号線の建設に伴い1999年解体撤去されました

そうなんですか!貴重な情報感謝いたします。

調べてみると、この体育館はいろいろ海外の有名アーティストが使っていて歴史に名を残しているようなので、いつか行ってみようと思っていたのに残念です。

いつも
情報ありがとうございます


大谷体育館は
都市高速5号線の建設に伴い
1999年解体撤去されました

チュエボーさま
大谷体育館の現況は
把握しておりません・・・
ごめんなさい・・・
体育館なのに
音響にまでこだわって
たんですね・・・

とおりすがりの者です。写真とコメントを拝見するとおそらく「大谷体育館」だと思いますが、昭和31年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が初めて来日したとき、ここで演奏したらしいです。楽員たちはこの体育館の意外な音響の良さに驚いていたということですが、この体育館は58年前から変わらぬ姿で残ってたりしませんか?建て替えられていないとはあまり考えられませんが。。私も「この天の虹」見てみます。情報ありがとうございました。

caramelpapa様

やっぱり「河内寮」なんですね。
ありがとうございます。
製鐵関係の方々のネットワークってすごいな・・・

この映画自体は
賛否両論あるように企業色が強すぎて
何となくもったいない気がします・・・
当時の記録映画として
見ればいいのかも知れませんが・・・

今度、「高炉台公園」の次いでに
「河内貯水池」も行ってみます・・・

どうも

去年だったか
新日鉄住金八幡製鐵所のかたに
河内貯水池の産業遺産
沼田尚徳についての講演会を受けたとき
以前から気になっていた「この天の虹」に出てくる
健康保険クラブって河内寮ではないか?
と尋ねると
周りにいた人たちが声を合わせるように
「河内寮」と答えてくれて

「この天の虹」って
八幡製鐵所では必見の映画だったようです

今は西南女学院の研修所だとも
その時聞きました

caramelpapa様

今度、久しぶりに
高炉台公園に行ってみようと思います・・・
ブロンズ像撮影してきます・・・

健康保険クラブの情報ありがとうございます・・・
同じ施設かどうか不明ですが
西南女学院の河内研修所も現在閉鎖してると聞きました・・・
北九州フィルムコミッションHPの
ネットロケハンサイトで画像を見ることができます。
廃墟みたいな感じです。
健康保険クラブは、
こことは違う別の施設かも知れません・・・

お久しぶりにおじゃまします

ブロンズ像は
今年の春
野外ステージの中腹に復活しています

健康保険クラブは
八幡製鐵河内寮
福利厚生施設で
今は西南女学院の研修所です

この河内寮
玄海荘や英彦山山の家
大谷体育館も

安川本社ビルや安川体育館
門司ゴルフ倶楽部の
アントニン・レーモンド設計なのですね

最近知ったのですが


思い出しましたが
大谷体育館
昭和四十七年の夏
天地真理さん小柳ルミ子さん
連続して呼んでいましたね
あの頃
人気絶頂だったのに

両方とも
友人からチケット分けてもらって
ちゃっかり行きました

さすが福利厚生の厚い新日鉄

  

caramelpapa様

随分「高炉台公園」には
行っておりません・・・
ブロンズ像はどうなったんでしょうか・・・
初めて行った時、
斜面を利用した立派な屋外ステージがあって
ビックリしました。


高炉が二代目に変わって
お役ご免だったブロンズ像
2013年春の話では
高炉台公園に帰ってくる
とのことでしたが?

初めて高炉台公園を訪れたのは
昭和三十九年か四十年

高炉台の高炉に
火が入り
煙を吐いている姿
私は見たことがありません

テレビ結婚式なんて番組がありまして
高炉台公園でも
テレビ西日本でしたね

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