皿倉山のテレビ塔
2007年のスロープカー導入以来、初めて「皿倉山」へ…
いつでも行けると思うとそんなもんかな…
北九州市のシンボルマウンテン「皿倉山(さらくらやま)」…
標高622m…
また、昨年(2015年)より
施設名が『帆柱ケーブルカー』から『皿倉山ケーブルカー』に変わってます…
(運営会社も帆柱ケーブル株式会社→皿倉登山鉄道株式会社に名称変更)

皿倉山ケーブルカー 山麓駅(八幡東区)…

構内の説明板で「ケーブルカーのしくみ」をおさらい… ふむふむ

乗車するのはイエローの2号車「はるか号」でした…
(定員112名/スイス CWA社 製)

山麓駅を出発します…

同時に山上駅から出発したブルーの1号車「かなた号」と中央地点ですれ違い…
(車内が盛り上がるメインイベントです)

どんどん登っていきます… 全長1,100mはケーブルカーとしては九州最長…

約6分で山上駅に到着…

山上駅付近はスキーのジャンプ台とほぼ同じ最高傾斜(28度)とのこと…

山上駅ホームから上を見るとスロープカーが停まっています…

皿倉山ケーブルカー 山上駅…

山上駅構内にある「皿倉山ケーブルカー神社」… お参りしました…

山上駅から急な階段でスロープカーのりばへ向かいます…
(リフト時代には無かったバリアフリーのエレベーターも設置されています)

スロープカーのりばから見たケーブルカー…
先ほど乗ってきた「はるか号」が山麓駅に向かって降りて行きます…

スロープカーで乗り継いで皿倉山頂へ向かいます(今回初めて乗りました)…
リフト当時はメチャクチャ怖かった思い出しかない…

全長159m… 山頂の展望台駅までは約3分…

皿倉山頂(標高622m)に到着…

北九州市街地が一望できる「皿倉山頂展望台」…

この日は残念ながら霞んで遠くがよく見えません… 赤い“若戸大橋”もボヤッと…

まず一番東側にある〈FBS福岡放送〉送信施設…
後発局らしく、テレビ塔直下、無駄のないシンプルな造り…
(旧ロゴのまま)


〈FBS〉テレビ塔… 〈FM福岡〉〈LOVE FM〉のラジオ局も間借りしています…

〈FBS〉のすぐ隣にある〈TNCテレビ西日本〉送信施設…
元々は八幡が地元の放送局です…

社史「テレビ西日本10年史」によると1階にアナブースがあるとのこと…
当時ここからアナウンス放送もしたのだろうか???

〈TNC〉2階には展望デッキらしきものが… 見晴らし抜群のはず…
遠くに“河内貯水池”が見えます…

〈TNC〉テレビ塔…

〈TNC〉から西に進むと、〈KBC〉と〈RKB〉が並んで建ってます…

〈KBC九州朝日放送〉送信施設…

入口のプレートは「KBC北九州テレビ放送局」…

地味な表側と異なり、裏側は斜面を利用した斬新なデザイン…
無人施設とは思えません…

〈KBC〉テレビ塔…

隣の〈RKB毎日放送〉送信施設…
入口のプレートは「RKB毎日放送(株) 関門テレビジョン八幡放送所」…

「RKB毎日-TV」のサイン… 壁面も凝ってます…

よく見るとすべての窓はシートでふさがれています…
開設当時は展望スペースまたは社員保養所として活用してたのかも…


〈RKB〉の斜面側の壁面には〈RKB〉と〈TVQ〉のロゴを外した跡が…
デッキの壁に遊び心も…

〈RKB〉テレビ塔… 最も新しい放送局〈TVQ九州放送〉が間借りしています…

最後は〈NHK日本放送協会〉… さすが1局だけ頂上の一等地にあります…
(新ロゴですがペイント仕上げで安っぽい)

〈NHK〉テレビ塔… 頂上広場にあります…

位置関係をまとめてみました…
久しぶりに登ったのでテレビ塔以外の施設も少し…

〈九州電力〉皿倉山無線中継所…
〈NHK〉と同じ頂上広場にあり、麓からもよく見えます…
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そうなんですね(^u^)
私は、地元なので小学生の頃なんて、
しょっちゅう遠足で行ってました。
後は、デートで行ったり、友達と行ったり、
子どもとも行ったり・・・
私もリフトは、怖かったので、ケーブルカーの後は、
もっぱら歩いて頂上まで登ってました。(^^)
投稿: きっと同年代 | 2016.04.26 19時25分
きっと同年代 様
何十回も・・・すごいですね!
たぶん、私は子供の頃から数えても1桁ですね。
元々、小倉なので、皿倉山があまり身近じゃなかったのかも・・・
子供の頃の記憶で、昔のケーブルカーは思い出せませんが
怖いリフトだけは鮮明に覚えてます。
『皿倉山のアンテナ』ではなく
『帆柱山のアンテナ』なんですね。
どうも、ネットを見ると
「皿倉山と帆柱山名称問題」ってのがあるようですね。
投稿: isa@管理人 | 2016.04.26 18時51分
皿倉山には、子どもの頃から
何十回も行ってますが
テレビ局の施設をこんなに
じっくり見たことは、ありませんでした
色々と変遷の様子が…
子どもの頃、私たちは
『帆柱山のアンテナ』と呼んでました。(-_-;)
スロープカーと、バリアフリー化によって
足腰の弱った母も、何十年ぶりかに
皿倉山へ行くことができ、とても喜んでました。
投稿: きっと同年代 | 2016.04.26 00時09分