1962年の北九州市｢夢の構想図｣

5市合併前の1962年
毎日新聞社とRKB毎日放送が、合併後の北九州市の将来を予想した
「夢の構想図」を一般から募集…
多数の応募作品の中から優秀作6点を選び
これらのアイデアに都市学者の意見を織り込み
完成し公表したものです…

（C）市制60周年記念 伸びゆく北九州 小倉大博覧会
北九州市「夢の構想図」（クリックで拡大）

〈はずれているところ〉
●「スペースニードル」というスカイツリー似の高層タワーが小倉港にある
●若松に「北九州国際空港」がある
●現在の「北九州空港」付近に「原子力発電所」がある（大丈夫か?）
●「曽根空港（旧北九州空港）」近くに新幹線「北九州駅」がある
●「美術館」が皿倉山の麓にある
●「小倉球場」が「室内野球場（ドーム球場）」になっている
●若松と六連島を結ぶ「防潮堤」がある
●「自然動植物園（サファリ?）」が存在している

〈当たっているところ（無理やり）〉
●「市庁舎」が戸畑にある（合併時は戸畑市役所が仮庁舎だったので）
●小倉城の近くに「リバーウォーク北九州」らしき「商業センター」がある
●ルートは異なるが小倉と戸畑に「モノレール」がある
●門司港に「門司港ホテル」らしき「観光ホテル」がある
●門司港に「出光美術館」らしき「美術館」がある
●平尾台に「観光ホテル」がある（一時期マルワランド内にあったので）

九州最初の百万都市の誕生…
合併前年の1962年、きっと明るいと思われる未来へのワクワク感…
ただ、人口が百万人を割るとは想像もつかなかったのでは…
原発は論外だけど「スペースニードル」は実現して欲しかったな…
（私は1963年生まれで合併前を知らず）

さすがに当時、サッカースタジアムの建設なんて想像できないよなぁ…