小倉の「長崎の鐘(アンジェラスの鐘)」
小倉北区の『長崎の鐘(ANGELUS)』がある場所へ…
「北九州市立中央図書館」は頻繁に利用しているのですが
実は、ここを訪れるのは初めてです…
「北九州市立中央図書館」すぐ裏の公園内に
『原爆犠牲者慰霊 平和祈念碑』『長崎の鐘(ANGELUS)』があります…
昭和51年8月に長崎市から贈られた『長崎の鐘(ANGELUS)』…
“ANGELUS(アンジェラスの鐘)”は
原爆の瓦れきの中から掘り出された「浦上天主堂」の鐘のことです…
実物は、北九州市役所1階 エントランスに大切に展示されていました…
千羽鶴や花が手向けられている『原爆犠牲者慰霊 平和祈念碑』…
この地に旧陸軍造兵廠があった。これを爆撃するため、原爆を積んだ米軍機が飛来したが、雲のため目標を見いだせず、一転して長崎に原爆を投下した。その事実をかえりみ、北九州市民は、いたましい被爆の霊をなぐさめ、平和への切実な願いをこめて、この碑を建立する。昭和48年8月9日
平和祈念碑と長崎の鐘
昭和20年8月9日は、長崎市に原爆の投下された日です。当初、この新型爆弾は、旧小倉陸軍造兵廠があったこの地に投下される予定でした。ところが、当日の小倉上空は、視界がきかず、第二目標の長崎市に投下されたのです。
戦後、この事実が明らかにされ、北九州市では、被爆者の霊を慰め、平和への切実な願いをこめて、平和祈念碑を建立しました。碑は、却火の中で手を取り合う母子像を形どったものです。またこの碑と並んで長崎の鐘(ANGELUS)がありますが、これは、長崎市から贈られたものの複製です。(実物は市庁舎1階市民ホールに展示)毎年8月9日の長崎原爆の日には、北九州市民による慰霊祭が行なわれます。北九州市
なお、この施設は、今年(2017年)初めに約30m移設し、
長崎市がある南西の方角に向かって祈れるように再整備されます…
(C)CITY OF KITAKYUSHU
移設後のイメージ図
〈追 記〉2017年2月
〈さらに追記〉2017年4月
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