東田第一高炉史跡広場
穏やかな午後、八幡東区『東田第一高炉史跡広場』に行きました…
風にのって「スペースワールド」の歓声が聞こえます…
鉄都八幡のシンボルモニュメント“1901高炉”…
近くで見ると高いな(高さ70m)…
旧「新日本製鐵」社章…
旧「八幡製鐵」社章(マルエス)と旧「富士製鐵」社章(フジエス)をミックス…
『東田第一高炉跡』は北九州市の文化財に指定されています…
手前の白い施設は「除塵器」…
原点
昭和4年(1929)、八幡製鐵所内の位置をきめるために、6基ならんでいた東田高炉群の中心を東西に貫いた直線と、旧本事務所からこれと直角に交わる点を、八幡製鐵所の測量原点にきめました。この点をもとに、八幡製鐵所内につくられる施設の位置や高さがきめられました。
広場から「JRスペースワールド駅」のホームがきれいに見えます…
もしかしたら、“撮り鉄”の有名スポットかも…
“1901高炉”が休止して約45年…
国会議事堂をはじめ、国鉄のレール、関門橋など…
さらには、9.11の現場となったニューヨークのワールドトレードセンターにも
八幡の鋼材が使用されたということです(T_T)
東田第一高炉の歩み
東田第一高炉は、20世紀の幕が開いた明治34年(1901)、わが国初の本格的製鉄所として建設された「官営製鐵所」で、最初に火入れされた溶鉱炉です。当時、本格的な製鉄技術を持たなかった日本は、ドイツから技術者を招き、言葉の壁等による幾多の困難を乗り越えながら、4年間に渡る難工事の末、ようやく製鉄所を完成させました。その後10回にわたり改修工事が行われ、昭和37年(1962)、東田第一高炉は現在の姿になり、昭和47年(1972)、その役割を終えました。
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