黒崎そごうシンボルゾーン
「光の樹」(正面玄関・1〜3階吹き抜け)
コミュニティスペースに彩りを添える3本のゴージャスな回転式オブジェ
オーストリア製スワロフスキークリスタルを贅沢に使用
「節理の滝」(屋外正面玄関前)
芥屋海岸大門の節理をテーマとした金属性の立体的な滝
いずれも国際的造形作家(現 東京芸術大学美術学部デザイン科教授)である伊藤隆道氏による作品です。残念ながら、同氏のプロフィールには悲しいかな作品として登録されていません。削除されたのかも…。「そごう」のニオイを感じるこの2つのモニュメントは「井筒屋」移転オープンと共に完全に撤去されています。勿体ない…。
幻の「イッツ・ア・スモールワールド時計」設置計画
「小倉そごう」の正面玄関を華やかに彩った大型からくり時計。正式名称は、“世界の人形時計”こと「イッツ・ア・スモールワールド時計」です。「黒崎そごう」にも時計設置へ向けての試算がありました。「小倉そごう」開店に伴い、「黒崎そごう」が閉店するという噂話が消えず、友の会やそごうカードの会員勧誘にも影響が出ていました。集客の面はもちろんですが、「黒崎そごう」は閉店しないという目に見える投資が必要でした。ご存知にように時計設置は適わず、黒崎のお客様を楽しませることはできませんでした。「東京ディズニーランド」へのライセンス料を含め見積金額は約1億円。「小倉そごう」のように新規開店時の本社経費と異なり、後付けになる「黒崎そごう」の単店経費では到底無理な数字でした。ちなみに、「小倉そごう」にはそごうグループでも最大級横長タイプの「イッツ・ア・スモールワールド時計」が設置されていましたが、「黒崎そごう」は小型の正方形タイプを予定していました。