

村野藤吾デザイン「マーク・そごう・SOGOの規格」
そごうのロゴマークは「まるにちきり」または「まるちきり」と呼ばれています。「ちきり」は縦糸を巻く織機の付属具で、当初そごうが呉服店(十合呉服店)であったころ、織機にちなんでマークとして使ったものです。また「ちきり」は石材や木材などをつなぐときに用いる堅木の「千切り」に通じ、堅く結びつくことも表わしてます。さらに「まるちきり」は「五」の文字を図案化したもので「りゅうご」とも言われ、形がエンドレスなところが目出たい意味も持ってます。なお、マークの規格は、直径の9分の1をもって、円の太さ(外円および内部)が定められています。また、屋外広告等でマークを大きく取扱う場合には、太さの規格9分の1原則を、8.5分の1として使用することを例外として認めています。
株式会社そごう社史より(そごう広報室・1969年発行) |



社報そごう No.195 中島福三郎「そごう原点帖」より(そごう広報室・1990年発行)
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島 武史「屋号・商標100選〜CIのルーツをさぐる」より(日本工業新聞社・1986年発行) |

本間之英「有名企業 社名とマークの秘密」より(学習研究社・2008年発行) |

デザインの現場 4月号 松田行正「松屋とそごうとツェッぺリン」(美術出版社・2008年発行) |

デザインの現場 6月号 松田行正「招福記号と魔よけ」(美術出版社・2008年発行) |

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